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櫛形山の風景(編集長撮影)

Mountain Guide | 南アルプス

櫛形山 登山ガイド|池の茶屋林道から原生林とアヤメ平へ・コースタイム

難易度・ルート概要
中級

南アルプス前衛・巨摩山地の二百名山、標高2,052mの櫛形山。苔むす原生林とカラマツの巨樹、アヤメ平の花畑が見どころ。池の茶屋林道から手軽に周回できる。

  • 櫛形山2,052m
標高
2,052m
コースタイム
池の茶屋林道登山口から周回 約4時間24分(編集長の実測・休憩込み)
ベストシーズン
5月〜7月(新緑とアヤメ)。原生林の苔と巨樹は通年の見どころ
距離
10.8km
累積標高
742m
駐車場
池の茶屋林道登山口の駐車場。林道は冬期通行止めの場合あり
0:00経過0.0km1,848m
標高プロフィール編集長のGPX実測 ・ 沿面距離10.9km
起点櫛形山 2,052m霧に沈む原生林。倒木と苔の森を行く(裸山・アヤメ平方面)(クリックで拡大)カラマツとシラビソの深い原生林(標高約1,850m付近)(クリックで拡大)北岳展望デッキの案内板。晴れれば北岳や赤石岳が並ぶ(この日は霧)(クリックで拡大)1,7002,20005.510.9 km起点櫛形山 2,052m霧に沈む原生林。倒木と苔の森を行く(裸山・アヤメ平方面)(クリックで拡大)カラマツとシラビソの深い原生林(標高約1,850m付近)(クリックで拡大)北岳展望デッキの案内板。晴れれば北岳や赤石岳が並ぶ(この日は霧)(クリックで拡大)1,7002,20005.510.9 km
ルート全体図地理院地図に編集長のGPS実測ルートを表示 ・10.9km

出典:地理院タイル(国土地理院) / ルートは編集長のYAMAP活動記録(GPX)の実測。スクロール拡大は地図クリック後に有効。

Location & access

所在地山梨県南アルプス市・南巨摩郡富士川町(南アルプス前衛・巨摩山地)
登山口池の茶屋林道登山口/山梨県南アルプス市35.5849, 138.3625Google Mapで開く →
アクセス車:中部横断自動車道・南アルプスICまたは増穂ICから、丸山林道・池の茶屋林道で登山口へ。林道は細く、冬期は通行止めの場合があります。
山頂35.5908, 138.3705地図で見る →

座標は編集長のGPSログ(実測)の起点・山頂地点です。

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Editor's note

編集長のレビュー

編集長
編集長
登った日:2026-07-02

櫛形山は、南アルプスの前衛・巨摩山地にそびえる標高2,052mの二百名山。横から見ると和櫛を伏せたようなおだやかな山容で、苔むす原生林とカラマツの巨樹、初夏のアヤメ平の花畑で知られます。北杜の編集長が、南アルプスの展望台でもあるこの山を実際に歩いて整理します。

歩いたのは新緑の5月。池の茶屋林道登山口から、最高点の奥仙重・三角点の櫛形山を踏み、裸山・アヤメ平をめぐる周回です。あいにくの霧でしたが、霧に沈むシラビソとカラマツの原生林、苔むした巨木は、かえって幻想的な雰囲気。北岳展望デッキからの南アルプスの眺めは、案内板で想像するのみとなりましたが、それもまた次回の楽しみです。

編集長の実測は休憩込みで約4時間24分(06:27発・7:11登頂・10:52下山)、距離約10.8km。標高差が小さく、危険な箇所も少ない、のんびり歩ける一座です。アヤメの咲く初夏や、空気の澄んだ好天の日に、もう一度訪れたくなる森でした。

原生林は道が交差し、霧が出ると迷いやすいので地図・GPSの確認を。展望狙いなら好天の日に、北岳展望デッキへ。アヤメ平の花や苔は植生保護のため登山道を外れずに。池の茶屋林道は細く冬期通行止めのこともあるので、事前に道路状況を確認してください。

Routes

ルートを選ぶ

池の茶屋林道ルート(奥仙重・アヤメ平の周回)

周回
難易度
中級
参考時間
約4時間24分(編集長の実測)/標準 約5時間
日帰り
日帰り向き・初級〜中級

池の茶屋林道登山口を起点に、最高点の奥仙重(2,053m)・三角点の櫛形山を踏み、裸山・アヤメ平・唐松岳をめぐる周回。標高差が小さく、苔むす原生林とカラマツの巨樹、初夏のアヤメの群落を楽しめる、のんびり歩ける一座です。晴れていれば北岳展望デッキから南アルプスの大展望が広がります。

丸山林道・中尾根ルート(麓から)

往復
難易度
中級
参考時間
麓から登ると標高差が大きい
日帰り
健脚向け

麓から中尾根登山道などを登る、標高差のあるクラシックなルートもあります。池の茶屋林道まで車で上がるルートに比べて登りごたえがあり、深い原生林をじっくり味わえます。

Editor's record

編集長の実測タイム

編集長が実際に歩いたときの行程です(動画の記録より)。コースタイムの目安にどうぞ。

  1. 06:27池の茶屋林道登山口を出発
  2. 07:11櫛形山に登頂(標高2,052m。最高点は奥仙重2,053m)
  3. 07:51裸山(アヤメの群生地)
  4. 08:39唐松岳・北岳展望デッキ方面へ
  5. 10:52登山口へ下山(周回 約4時間24分)

History & culture

歴史と文化

櫛形山は、南アルプスの前衛・巨摩山地にそびえる標高2,052mの山で、日本二百名山のひとつです。山梨県の南アルプス市と富士川町の境に位置し、その名のとおり、横から見ると和櫛を伏せたようなおだやかな山容をしています。

最高地点は三角点(2,052m)のすぐ北にある奥仙重(2,053m)で、一帯はシラビソやカラマツの深い原生林に覆われています。苔むした森と、幹周りの大きなカラマツの巨樹群は、櫛形山ならではの見どころです。

稜線の『アヤメ平』『裸山』周辺は、かつて国内有数のアヤメの群生地として知られ、初夏には可憐な花が咲きます。山頂部に設けられた北岳展望デッキからは、晴れれば北岳をはじめとする南アルプスの高峰が間近に望めます。

Photos

編集長が撮った風景

すべて編集長が実際の山行で撮影した写真です。タップで拡大できます。

FAQ

よくある質問

櫛形山は初心者でも登れますか?
池の茶屋林道登山口まで車で上がれば標高差が小さく、周回でも約4〜5時間と歩きやすい山です。危険な岩場もほとんどなく、初〜中級者に向きます。ただし原生林で道が交差し、霧が出ると迷いやすいので、地図・GPSでの確認を忘れずに。
アヤメはいつ見られますか?
アヤメ平・裸山周辺のアヤメは、例年6月下旬〜7月頃が見頃とされます。かつては国内有数の群生地として知られました。新緑や苔の森とあわせて、初夏が櫛形山のおすすめシーズンです。
展望は期待できますか?
山頂部の北岳展望デッキからは、晴れれば北岳をはじめ南アルプスの高峰が間近に望めます。ただし編集長が登った日は霧で展望は得られませんでした。展望を楽しみたいなら、空気の澄んだ好天の日を選ぶのがおすすめです。
最高点は櫛形山の山頂標の場所ですか?
三角点と山頂標のある『櫛形山』は2,052m、その少し北にある『奥仙重』が2,053mで、わずかに奥仙重のほうが高い最高点です。どちらも同じおだやかな頂稜上にあり、周回ルートで両方を通ります。

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