千畳敷ルート(ロープウェイ・乗越浄土〜中岳経由)
往復ロープウェイで千畳敷(2,612m)まで上がり、八丁坂の急登で乗越浄土へ。中岳を越えて木曽駒ヶ岳へ至る、3,000m近い高峰に手軽に立てる人気ルートです。標高差が小さく初心者にも歩きやすい一方、高山であることに変わりはなく、天候急変と高山病には注意が必要です。
ロープウェイで千畳敷(2,612m)へ。氷河がつくったカールから八丁坂を登り、乗越浄土・中岳を越えて中央アルプス最高峰へ。
出典:地理院タイル(国土地理院) / ルートは編集長のYAMAP活動記録(GPX)の実測。スクロール拡大は地図クリック後に有効。
Location & access
座標は編集長のGPSログ(実測)の起点・山頂地点です。
Editor's note
木曽駒ヶ岳は標高2,956m、中央アルプス(木曽山脈)の最高峰です。駒ヶ岳ロープウェイで標高2,612mの千畳敷まで一気に上がれるため、3,000m近い高峰のなかでも手軽に山頂をめざせる山として親しまれています。八ヶ岳・南アルプスを地元とする北杜の編集長が、少し足を延ばして実際に登り、判断材料を整理します。
千畳敷駅を出ると、目の前には氷河がつくったお椀型の千畳敷カール。八丁坂の急登で乗越浄土に出て、中岳を越えれば中央アルプス最高峰の頂です。標高差が小さく歩きやすい一方、稜線は天候が急変しやすく、夏でも低温・強風になります。雨具と防寒は必ず携行しましょう。
編集長の実測は休憩込みで約2時間20分(08:22発・09:37登頂・10:42下山)の健脚ペース。標準は約3〜4時間です。晴れれば山頂からは雲海の向こうに南アルプスや御嶽山まで見渡せます。
ロープウェイで一気に高度を上げるぶん、はじめはゆっくり歩いて高山病を防ぐこと。最終便の時刻と繁忙期の混雑も計算に入れて、余裕のある計画で楽しんでください。
Routes
ロープウェイで千畳敷(2,612m)まで上がり、八丁坂の急登で乗越浄土へ。中岳を越えて木曽駒ヶ岳へ至る、3,000m近い高峰に手軽に立てる人気ルートです。標高差が小さく初心者にも歩きやすい一方、高山であることに変わりはなく、天候急変と高山病には注意が必要です。
ロープウェイ開通以前から歩かれてきた、麓から標高差2,000m超を登る伝統の登山道。静かで歩きごたえがある一方、長丁場で体力を要する健脚向けのルートです。
Editor's record
編集長が実際に歩いたときの行程です(動画の記録より)。コースタイムの目安にどうぞ。
History & culture
木曽駒ヶ岳は標高2,956m、中央アルプス(木曽山脈)の最高峰です。山名は、春の終わりに山肌へ現れる『駒(馬)』の雪形に由来すると伝えられ、古くから信仰を集めてきました。天文元年(1532年)には山頂に駒ヶ岳神社が祀られたとされ、麓の里と固く結びついた信仰の山でもあります。
登山口となる千畳敷カールは、約2万年前の氷河が山腹を削ってつくったお椀型の地形です。宝剣岳の鋭い岩肌の真下に広がり、夏は高山植物の宝庫として知られます。1967年に駒ヶ岳ロープウェイが開通し、しらび平(1,662m)から千畳敷(2,612m)までの高低差950mを一気に結ぶように。千畳敷駅は日本一標高の高い駅として、いまでは誰もが手軽に高山帯の絶景に立てる山になりました。
Photos
すべて編集長が実際の山行で撮影した写真です。タップで拡大できます。
FAQ
Where to next